わたしは1カプに対して1冊しか本を出さなくてもいいのではないか
※新年早々に推しカプがイベントで絡み、気が動転しています。
2016年から2018年まで、自称スランプ状態に陥っていると思っているなつです。
今更なのですが、一つのジャンルで活動していると、どうにも最初の一冊目を書くときのエネルギーが高いです。
わたしが小説本を出す時、まず起承転結のようなものが浮かび、それを元にプロットのようなメモを書いたり書かなかったり、ちらちら見ながら大体、一冊の本が出せるぐらいの文章を書きます。
この一連の流れは二冊目、三冊目、となるにつれて熱量が落ちていきます。はっきり言えばネタ切れです。何故なら一番に言いたいことを最初の本で言ってしまうからです。『この人たちはこんな理由があって付き合いました、付き合っています』という結論を書けたらわたしは満足です。
困ったことに、これは自発的に何かを書くときのみの話で、ジャンルそのものへの興味を失うことやカップリングに飽きたりするのとは全くイコールしないことです。そのCPが好きだ!その二人が好きだ!その二次創作が読みたい!みたいな熱量は下がりません。
下がるのは自分の創作アイデアです。さらにやっかいなのは、創作モチベーションも下がりません。特に本を出した後のイベント後なんて、意欲は最高潮!!よし!次のイベント申し込むぞ!本出すぞー!さらに手に入れた他の方の本を読んでますます、やる気になったりします。
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本を出した直後は、脳みそは空っぽです。そりゃあ、アイデアの限りを出し尽くしてますから。誰それと誰それはああなってこうなって幸せになったんです!!!と拡声器を使って触れ回った後です。選挙カーで一週間、街中を回り選挙当日を迎え、無事に当選して万歳三唱した翌日に、選挙戦を始めることはできないのです。
1カプで何冊も素晴らしい御本を出される方を心から尊敬しています。
それでも話を書いたり、本を出したい…己のキャパシティのなさに打ち勝ちたい。
今日もポメラを前にカーペットでのたうち回っています。