なつ休み隊

@cresc_natsu

アイドルは永遠ではない

※2019年の12月にスタライに行った興奮のままに書いていたブログみたいです。2年経とうとしていることにびっくりだけれど基本的にあんスタのアイドル達に向ける気持ちは変わっていません。これからも彼らの活躍を見守っていきたいです!

 

スタライに行ってまいりました。

令和に入ってから月永レオくん大好き周期に入ってしまい、連日、レオくんかっこいい!レオくんかっこいい!とbotのように繰り返しています。

それでも上半期は私生活がばたばたしていてオタ活をする余裕がなかったのですが落ち着いてきたと同時に加速。

 

ゆるいユーザーとしてですが、あんスタをはじめてから4年、どうして今、レオくん?

熱狂の中でふと疑問に思う瞬間が何度かありました。

私は理屈をこねなければ安心できない体質なのであんスタにおけるレオくんの求心力について考えてみました。

 

前振りからして既に私事がすぎるどうでもいい話なので、この先を読んでも楽しくないです。

 

レオくんはコンテンツ初期からいたアイドルではありませんでした。作中で明確に活動停止していた期間があった人。そして登場してからも大部分の時間、ユニット活動をする気があるのか謎の多いメンバーでした。KnightsPの方にとってはそんなことはないと思われるかもしれないのですが長い間、Pというよりも一ファンが外側から見ていたレオくんのイメージです。

どんなに楽しそうに過ごしていても、春になるといなくなってしまう。1年の半分しか私達はレオくんと一緒にいられない。

アイドルを推す時、本当はその存在が永遠なんて有り得ないことなのにその渦の中にいる時は終わりのことなんて考えていない。それを含めてアイドルという夢なのかなと思うからレオくんから明確にお別れを突きつけられる事実に私は実は耐えられませんでした。

それから、彼が心からアイドルとしての自分を生きることを楽しんでいるのか、それがやりたいことなのか分からなかった。いつかどこかに飛んでいってしまうような気がしていたのは作中のユニットメンバーだけではなくファンもそうだった気がします。正直、信じられなかった。私は信じるということは、祈りに近いものだと考えているので、大好きなレオくんが望んでいないかもしれないアイドルとしての未来を願うことはできませんでした。

だから、どんなにレオくんのことが好きでも、この時間には必ず終わりがある。

だから好きと言ってしまうのが怖い。

 

ただ、今年は少し違いました。

2月に返礼祭があってから、学年が一つ上がってから。

レオくんはもう明確にいつか消えてしまう人ではなくなりました。

当然の話ですが、彼は実在しない特殊な次元にいる人です。だから、その未来は提示してくれるシナリオがなければどんなに私達が願ったって存在しない。

私は19歳のレオくんに会えることがただ嬉しかった。とても嬉しかったです。

 

冒頭に戻りますが、スタライは本当に心から楽しめました。レオくんは大好きなユニットの中で輝いていました。伸び伸びとパフォーマンスしていました。

ちゃんと呼べば応えてくれるアイドルとして存在していました。レオくんがKnightsからいなくならない未来を示してくれてありがとうございます。

レオくんがアイドルでいてくれてよかった!

ありふれた日常を何か特別なことのように感じて表現できるレオくんのおかげで

私の日々は幸せです。

だから何度でもレオくん大好き!と叫んでレオくんの世界を照らすケミカルライトの一部でいたいです。

 

 

PSYCHO-PASSを観てきました

気づけば今年も三ヶ月を切ってしまい信じられない気持ちです。一ヶ月があっという間に過ぎてしまう。

年の瀬に気まぐれにブログを始めて、結局、数回しか書いてないけど、最初に書いた通り自己満足の記録でノルマがあるわけじゃないから気にしてません。

気にしてないけれど、年末まで少し頑張ろうかな…!

 

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橋本祥平くん出演ということで、舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1―犯罪係数―』を観劇してきました。初日と二日目のマチネ。

極度の怖がりなので題名から無理そうだと判断して、原作は未視聴どころか絵を見たこともなく、人気の作品らしいということだけの知識で行きました。

 

とても良かったです!!初日は次に何が起こるのか、怖すぎてびくびくしながら観ていたけれど慣れてくると自然に物語の中に引き込まれていくようで、ヒロインの朱ちゃんの瑞々しい演技に惹かれました。狡噛さんといい感じになるのかな?と観てたら、そんな雰囲気の作品では一切なかった…( ´◔ ‸◔`)原作にもしょうへいくんルートなども存在しないようでした。

最近観た原作知らない2.5次元舞台がカラーマリスだったので、そういう先入観があったのかもしれないです。カラマリの感想も書きかけで保存されている…更新したいです。あれはひたすら翔太くんがかっこいい舞台だった…。

 

しょうへいくんの演じている縢 秀星くんは、今回の舞台では殆ど大筋に関わってはこないみたいだったけれど、序盤のヒロインに反感をぶつけるシーンなんかは未視聴の観客も一気に世界観に引き込む重要な役どころと感じました。彼が抱えている憤りはこの作品世界が抱える矛盾そのものなんだろうなと。明るく軽やかさもあるけれど含みのある、陰りを感じさせるような人物像。心の奥が傷ついている人を演じるのが上手と思うしょうへいくんにぴったり嵌っている気がします。

 

あとオープニングシーンで投げ捨てられていた包丁をさりげなく回収して上手袖にはかす動作の軽やかさが見事で、しょうへいくん…!となりました。二日目マチネのカーテンコールで小道具?ゴミ?をさりげなく拾った所も高ポイントです。

主演級の俳優さんがベテラン勢ばかりで芝居が見応えあるし、のびのび演じているしょうへいくんが見られて嬉しかったです。アンサンブルも見事でした。

怖かったけれど、もっと観たくなってしまいました。BDを買おうかな…。

 

ファンが外側から見てた朔間凛月という男

 

まずは今年も返礼祭、お疲れ様でした。

KnightsPの方々、ゆっくりお休みください。

わたしはKnightsを全員揃えたいなというぐらいのペースで楽しみました。なんてったって返礼祭はカーニバル!年に一度のお祭り!!

 

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凛月Pの方や、そもそもKnightsPの方々、また、何言ってんだこの野郎!と思われたら即スルーで、そっと閉じていただけると幸いです。

今回のイベント前にスマホを開くたびに少しずつ書いていたものです。イベントが終わったので考えが変わった所もあり、加筆修正しています。凛月のことが好きだという気持ちを文にしたいと思う一ファンの独り言です。

 

Knightsって人気ですよね。

かっこいいから、可愛いから、メンバーの関係性に惹かれるから、とにかく大好きだ!様々な理由があってKnightsって客観的に見て大人気ユニットです。

 

リーダー不在の空いたままの玉座がありました。メンバー不祥事の活動自粛期間もありました。季節の半分を過ぎた所で全員が揃いました。劇的な王位継承がありました。

ファンはアイドルを通して、彼らのストーリーを追体験するかのように悲しんだり、喜んだりすることを楽しませてもらっています。

初めてスタライを観に行った時、年の瀬の豊洲のあまりの寒さと凛月のフォーメーション移動の多さがとても印象的でした。彼は時には後ろ向きのまま、下手から上手までバックステップ移動したりと実に軽やかでした。

私の印象では凛月は圧倒的にスキルメンです。スキルメンですがセンターに来ることはあまりないです。人気実力共にグループの中で間違いなくエースの一角を担っていると思います。それでもセンターに来ることはほぼないメンバーなのです。

スタライの終演後、友人と瀬名泉くんのあまりの小顔ぶりに興奮しつつ、凛月ってほんと燻銀のような魅力、かっこいい!!と目をハートにしながら帰宅しました。年の瀬の豊洲のあまりの寒さに驚愕しながら、とにかく、かっこよかった!という感想を胸に年が明けました。

 

ユニットにおける凛月のポジションはバランサーです。誰とユニゾンしても馴染み、ここでほしいなという部分でソロに入ってくれる技術職。ステージ以外でもグループの調整役を見事にこなしています。

どこまでが何の経緯か因果なのかは分かりませんが、彼がもう1年だけ、学園に留まってグループに在籍してくれることは先々に大きな意味を持ってくるのだと思います。

 

それを踏まえて、わたしの個人的な願いなのですが、これから凛月には凛月の人生をもっと生きてほしいです。前に出てきてほしいし、センターに立ったって誰もおかしいなんて思わない。もっともっとアイドルを楽しんで、そして何より人生を楽しんでほしいです。10代の貴重な青春を。その体験は、この先、きっと宝物のようにいつまでも残り続けるでしょう。彼にだけ贈りたい言葉ではないけれど。

 

三年生はご卒業、おめでとうございます!

彼らの未来が素晴らしいものとなりますように。

 

 

 

ダブステで大号泣して来世はガンダムマイスターになりたい

発表があった瞬間から、万が一、行けなかったことを想像して何度も胸が苦しくなってきたガンダムOOの舞台をついに観ることができました。

 

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舞台「機動戦士ガンダム00 –破壊による再生ーRe:Build」

大好きな橋本祥平くん主演です。

結論から言うと、本当に素晴らしかったです!

私は専門家や評論家ではないので良かった!すごかった!以外の感想は出てこないのですが、生で観に行く価値が絶対に絶対にあった舞台でした。

今回は4公演観に行ったのですが、前列下手、上手一回ずつ、中列センター二回で、座る場所によって楽しめる箇所が違うので、やっぱり何回も行けるなら行けるだけ行きたいものだ…と感じました。

 

ロックオンが致命傷受けるシーンは下手での見せ場ですし、でも亡くなる瞬間は上手に移動してますし…。

 

とにかくちょうど!良い!ところでアニメのオープニングやエンディングが流れるのがずるいです…けど泣かせます。私はラルクファンであることをきっかけに当時、ダブルオーを見始めたのでデイブレの前奏でもうぶわーっと涙が。ライブでも同じように泣いていた懐かしい記憶。

祥平くんの舞台に行く際には必ず持参するのが習慣になっているバスツアーのタオルで涙を拭う拭う…だんだん何に対して泣いてるのかが分からなくなるぐらいに号泣。

 

ガンダムそのものは映像で出てくるのみで、戦闘シーンはコックピットを模した移動式の舞台装置を二人がかりで手動で動かし、役者さんはその上に座ったり、時には立ったりしながら殺陣を行います。

二段、三段、四段と高さの違う装置で段差を利用しながら殺陣のシーンを魅せたり、機体の大きさを表現しています。

その動きが本当に見事で素早く動いたり回ったり、ぶつかりそうになる距離まで一気に寄せたり、俳優さんの度胸や技術は勿論ですが、アンサンブルさんの土台としての力が素晴らしかった。少しでもミスがあれば上にいる俳優さんは勿論、動かしている方同士も怪我は免れません。特に二幕のラストにかけての激しい戦闘シーンははらはら手に汗を握りました。それだけに、カーテンコールでアンサンブルさんが出てきた瞬間に、特に大きな拍手が客席から湧いたのがとても印象的でした。

正に上の立ち回りする方々と下の土台を動かす方々の間の信頼関係があってこそ、誰一人として欠けてはならないという真剣なステージであることが客席にはひしひしと伝わってきました。大きな事故が起きてもおかしくないような中、皆様が無事にまずは東京千秋楽を終えられて本当にほっとしました。

 

舞台はアニメ一期をぎゅっとつめたような内容、かと言ってダイジェストのように流れていく感じではなかった。一期の刹那は16歳だけど、祥平くんは25歳。劇場版の年齢に近いせいもあるからなのでしょうか、幼さや未熟さよりも自分が明確にガンダムで戦っていく意味への覚悟が前面にあった気がします。一期独特の少年の痛々しさとは違った魅力。けれど紛れもなく刹那。祥平くんが言う

俺がガンダムだ

というあの有名な台詞は彼を通して、客席にその意味をしっかりと伝えてくれるのです。

伊万里くん演じるロックオンとのシーンもすごく良かった!今回、伊万里くんすごく魅力的な表情で演技をしているのが印象的でした。ストレートもっと見てみたいです。

アリーをメインに持ってくることで話がくっきりと分かりやすくなっていったのも演じる窪寺さんあってこその演出だったそうで、本当に最後の所謂大立ち回りのシーンも素晴らしかった。

2.5次元舞台、三次元の人間が二次元のキャラクターを演じること、血が通い魂が宿ることの魅力って考えているよりもずっと計り知れない素晴らしさがあるのではないかと、今回のダブステを観て改めて感じました。

 

ガンダムOOの原作熱が蘇り、アニメの見返しに勤しんでいます。大人になってから観ると、ますますマリナ姫の一国の象徴として対話による平和の実現のために自分の一生を捧げた生き方に憧れます。貫き通したことに説得力や意味があったと思うので映画版最高でした…

が、原作について書き出すときりがないので今度にします。

 

とにかく祥平くんのダブステ観れてよかった!トレブロも大勝利したぞー!祝杯じゃー!

 

封神ミュで封神されてきた

脱稿とはいつもふいに訪れるものです ('ε')

というのを持論に掲げています。

まず何らかのイベントがあるとして、基本的にそこに向けて原稿をしているのだけれど、確実に迫ってくるのが〆切で、もっとこの部分を変えた方がいいんじゃないかなどいう微々たる言い回しを変えたりなんかしていると結局、正解はないので永久に終わりません。それでも〆切のおかげで年貢の納め時というものがあるので、ここでやめる!という段階を経て脱稿です。サグラダ・ファミリアを作ってるんじゃないんだ!最終的にこのキャラ、そんなこと言わないかもなんて気にしていられない!そりゃ言うわけないよ!二次創作だもの!!

長編を書いてるわけでもないのに何故、そんなにも時間がかかるのかという疑問の答えは純粋な作業時間の短さだけでした。椅子にじっと座ってキーボードを打っていられない。横になったり踊ったり歌ったりとにかく脱線が多過ぎる。エンジンがかかるまでに時間がかかりすぎる。やるやる詐欺

夏休みの最終日に宿題を残しているタイプの人間は一生、こうなのかもしれません。 

とにかく、おかげさまで脱稿できました。ありがとうございました。

 

 

前置きが長過ぎたけれど、脱稿ハイなので許してください。

大好きな橋本祥平くん、そして封神演義!と、完全に浮かれながら観てきました。『封神演義 目覚めの刻』

しかも、あきちゃんがとってくれた最前席です。ホールでも俳優さんの息遣いが聞こえてきそうな距離感での観劇はやっぱり迫力がありました。特に殺陣シーン。衣装の細かい装飾や工夫も見られて面白い。でも舞台装置的な面白さを堪能できる二階席からの視点も好きです。 

 

祥平くんは何食わぬ瞬間の目の演技がとても印象的で、少し癖のある役が合う俳優さんだと思うので今回の太公望はぴったりだと思いました。飄々として底が見えない感じがとてもよかった!

当然、原作の長いお話の一部分をクローズアップしているのですが、よくまとまっていると思いました。ジャンプ作品らしい熱さや、どことなく懐かしさを感じる演出。クラシカルというのかな?特にアンサンブルの方々が目を引きました。メインの俳優さんありき、というよりも物語全体を楽しめたミュージカルだった。

そして何より子どもの頃に憧れた、好きだったキャラがそこにいる!という感動。自分にも仙人骨があって、いつか仙界からスカウトが来ないかなぁなんて思っていた時代の。フジリュー先生のあの衣装のライン、靴のライン、2.5次元として、この世界で会えるなんて、あの頃の自分に教えてあげたい…!舞台での立ち回りが可能な範囲内での衣装の忠実さに感激でした。実際、重たい衣装にウィッグを被って視界を遮ぎられる中での立ち回りは想像以上に過酷だと思うので俳優さんに拍手、衣装さんに拍手ですよね。

両足のセグウェイ…ではなく宝貝を舞台上で乗りこなす哪吒にも感動、大きな事故なく千秋楽を迎えられてよかったです。

 

大人になってから見る封神はやっぱり違って見えました。わたしは当時から哪吒が好きなのですが、昔は筋骨隆々とした青年に見えていたけど、今、見ると思春期前期の少年そのもので、逆に太公望や楊戩はとても年長者に見える。同じように年若いキャラは見た目年齢と相応に感じられました。刀剣乱舞を観ているときにも思ったけれど若い役者さんが何千年も生きている達観した役柄を演じるのは相当、芝居を研究しないと難しいと思うので、そういう意味でもやり甲斐があるのだろうなと思いました。

 

あっという間に1幕が終わりました。

2幕はライブ、ではなく本格的なバトル展開になり、立体的な舞台装置の中で別の場所での戦いが同時に繰り広げられます。印象に残っているのが布を使った高友乾の水の演出。恐ろしくも美しいシーンでした。とにかくしつこいぐらいに言いますが、アンサンブルの動きが素晴らしかった。

ここら辺で話の展開やどんなキャラがいたっけと記憶が蘇ってきました。

あきちゃんと帰り道にも話したけれど、当時、漫画は妲己の美しくも残虐な所がすごく怖かった。えぐいシーンも多くて、なんというか常に理不尽さが付き纏っていた作品だったと思いました。活躍した仲間の呆気ない死の場面もあったなぁと。今時だったら炎上していたかもしれない。当時、読者は嘆き悲しんだり怒ったりして、それでも世の中が思い通りにいかないことを学べた気がします。

そんな風に今尚、心に残っていて色褪せない作品を舞台上で新たな表現として蘇らせてもらえたことがファンとして有難いなと思いました。

祥平くんも言っていたけれど続編もまたこのメンバーで観たい!

 

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あんステMoMが素晴らしかった!

トトマさんにお誘いいただいて先日、MoMを観に行ってきました。

初演の頃から観劇しているのですが、舞台装置、装飾の作り込みがどんどん素晴らしくなっていて。幕が上がった一瞬で引き込まれました。わたしは奏汰くん推しなのでValkyrieには疎かったのですが、幕が降りた直後の感想は物凄く俗っぽい一言で『すげー!かっこいい!』でした。ライブシーンもっと観たかった!!なるほど!そりゃ学院最強だわ!そらそうだわ!奇人だわ!てかこんな影片くんてパワー系のパフォーマンスキャラなんだ!かっこいい!てかまず猪野くんがかっこいい!みたいな感想しか思い浮かばないまま、ふわふわと帰宅しました。

そもそも猪野くん出てるよ、ということでトトマさんは誘ってくださったのでした。油断してないけど油断してた。

毎回、誰かしらの俳優さんのあまりの格好良さでcarly rae jepsenのcall me maybeのPVのように車のボンネットから落ちて気絶するような心境になります。何故、学ばない。油断大敵。

 

MoMは一つのお話としての完成度とまとまり方がとても高かったです。まさに舞台向けのストーリーですよね。

一つだけ宗くんのすごく好きな台詞がなかったのだけが残念でした。ただこれは今回、舞台の中で五奇人という関係性がクローズアップされていないから削られるのは仕方ない。

しかし、あの圧巻のライブの後にひょろーっと出てきて宗くんとお喋りできる奏汰くんはやっぱり奇人なんでしょうね…。

 

 

日頃、あんスタのゲームをせっせっとやっていて、文字や一枚絵、立ち絵中心のストーリーの中で一番、想像しにくかったのがライブシーンだったので、あんステではそこら辺の補完を期待しているのですが、これがまた公演毎に進化していって、わくわくするしとても嬉しいです!演出家さん、俳優さんのやりたかったことが実現されていっているのかなと感じました。

 

 

で、finePやファンの方々にはぁ?と思われるかもしれないようなことを書くので申し訳ないのですが、当初からゲームシナリオだけを読んでいるとfineが何がどうして学園内でずば抜けて素晴らしいユニットなのかがピンと来なくて、それはテキストの中で表現されている彼らのパフォーマンスへの私の読解力が単純にないということなんでしょうが、どうにも腑に落ちない部分がありました。いやいやいやfineが最強なんだよごちゃごちゃうるせーんだよ!と思われる方はほんとにスルーしてくださいね。

でも、これまでの舞台を見てきて、そして今回の公演も観て、なるほど!その人気って昨今の若手アイドルの中にもある圧倒的キラキラ感なんじゃないかという一つの結論に達しました。すとんと納得がいった。

真っ白な衣装に負けない非現実的に思える程の方向性の明るさであったり、大衆の心を掴むキャッチーさで夢を与えることが最大の魅力。

そうなると英智くんが、二年生メンバーとなるスバルと北斗の二人を欲しがったというのもとても納得できます。正統派の王子様然とした北斗くん1人をセンターに据えるのでもいいけれど、スバルくんとシンメにして2TOPにしてみるとより一層、キラキラユニットとしての華が出ます。年長メンの信頼のあるパフォーマンス力、桃李くんみたいな可愛らしさに特化したキャラクター性も生きてくるし弓弦くんの実は少しとんがった雰囲気も引き立ちます。

そんなことを考えるとわくわくします。YOU達、デビューしちゃいなよ!みたいな気持ちになります。

そもそもわたしはアイドル自体が好きです。きっと英智くんも本当にアイドルという存在が大好きで憧れで、こんな風にしたいという夢やビジョンが山のようにある人なんでしょう。彼の人生の中に収まりきらないんじゃないかというぐらい。きっと一分一秒も無駄にしたくないのかもしれない。

誰々の加入云々は置いておいてfineってそんな未知の高揚感を大衆に与えて夢を見せてくれる、そんなアイドルとしての理想形ユニットなのかなと感じました。

 

MoMの感想から話が大分、すっ飛んだ。

No.2ポジションである紅月はクオリティの高いパフォーマンスを見せ続けなくてはならないユニットだし、逆にRa*bitsは発展途上な若いユニットが一生懸命にステージに立っているように演じなければいけない。俳優さん方の努力に乾杯です。改めて2.5次元舞台ってすごく難しくて、そして本当に夢があって楽しいなぁと思います。

2.5次元舞台、2.5次元俳優という言葉をよく思わない方、そう自分達を括られたくないという方もいるようです。表現する分野を職業にしている方にとっては、その言葉が仕事の幅を狭め、括られてしまうような環境になってしまう現状があるのかもしれない。理由は分からないけれど、そう思わせてしまうような現状がよくなったらいいなと本当に思います。こちらも大好きなものを誇りを持って観にいきたいから、誇りを持って演じてもらえるような環境になってほしい。

 

 

近い日に、友人が出演している演劇を下北で観てきました。すごくよかった!

 

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TOMOIKEプロデュース公演

『窮屈なユメ』という作品です。

 

ミュージカルもストレートプレイも宝塚も、わたしは好きです。

舞台っていいな!

 

 

舞台っていいんですが、

とりあえず、このままでは新刊が出ずに2.5次元空間にのみ存在するサークルとなり当日、誰にも会えないので原稿に戻ります。無事にイベントに行けますように!!

 

わたしは1カプに対して1冊しか本を出さなくてもいいのではないか

※新年早々に推しカプがイベントで絡み、気が動転しています。

 

2016年から2018年まで、自称スランプ状態に陥っていると思っているなつです。

今更なのですが、一つのジャンルで活動していると、どうにも最初の一冊目を書くときのエネルギーが高いです。

わたしが小説本を出す時、まず起承転結のようなものが浮かび、それを元にプロットのようなメモを書いたり書かなかったり、ちらちら見ながら大体、一冊の本が出せるぐらいの文章を書きます。

この一連の流れは二冊目、三冊目、となるにつれて熱量が落ちていきます。はっきり言えばネタ切れです。何故なら一番に言いたいことを最初の本で言ってしまうからです。『この人たちはこんな理由があって付き合いました、付き合っています』という結論を書けたらわたしは満足です。

困ったことに、これは自発的に何かを書くときのみの話で、ジャンルそのものへの興味を失うことやカップリングに飽きたりするのとは全くイコールしないことです。そのCPが好きだ!その二人が好きだ!その二次創作が読みたい!みたいな熱量は下がりません。

下がるのは自分の創作アイデアです。さらにやっかいなのは、創作モチベーションも下がりません。特に本を出した後のイベント後なんて、意欲は最高潮!!よし!次のイベント申し込むぞ!本出すぞー!さらに手に入れた他の方の本を読んでますます、やる気になったりします。

 

冒頭に戻る。

本を出した直後は、脳みそは空っぽです。そりゃあ、アイデアの限りを出し尽くしてますから。誰それと誰それはああなってこうなって幸せになったんです!!!と拡声器を使って触れ回った後です。選挙カーで一週間、街中を回り選挙当日を迎え、無事に当選して万歳三唱した翌日に、選挙戦を始めることはできないのです。

1カプで何冊も素晴らしい御本を出される方を心から尊敬しています。

 

それでも話を書いたり、本を出したい…己のキャパシティのなさに打ち勝ちたい。

今日もポメラを前にカーペットでのたうち回っています。