なつ休み隊

@cresc_natsu

ダブステで大号泣して来世はガンダムマイスターになりたい

発表があった瞬間から、万が一、行けなかったことを想像して何度も胸が苦しくなってきたガンダムOOの舞台をついに観ることができました。

 

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舞台「機動戦士ガンダム00 –破壊による再生ーRe:Build」

大好きな橋本祥平くん主演です。

結論から言うと、本当に素晴らしかったです!

私は専門家や評論家ではないので良かった!すごかった!以外の感想は出てこないのですが、生で観に行く価値が絶対に絶対にあった舞台でした。

今回は4公演観に行ったのですが、前列下手、上手一回ずつ、中列センター二回で、座る場所によって楽しめる箇所が違うので、やっぱり何回も行けるなら行けるだけ行きたいものだ…と感じました。

 

ロックオンが致命傷受けるシーンは下手での見せ場ですし、でも亡くなる瞬間は上手に移動してますし…。

 

とにかくちょうど!良い!ところでアニメのオープニングやエンディングが流れるのがずるいです…けど泣かせます。私はラルクファンであることをきっかけに当時、ダブルオーを見始めたのでデイブレの前奏でもうぶわーっと涙が。ライブでも同じように泣いていた懐かしい記憶。

祥平くんの舞台に行く際には必ず持参するのが習慣になっているバスツアーのタオルで涙を拭う拭う…だんだん何に対して泣いてるのかが分からなくなるぐらいに号泣。

 

ガンダムそのものは映像で出てくるのみで、戦闘シーンはコックピットを模した移動式の舞台装置を二人がかりで手動で動かし、役者さんはその上に座ったり、時には立ったりしながら殺陣を行います。

二段、三段、四段と高さの違う装置で段差を利用しながら殺陣のシーンを魅せたり、機体の大きさを表現しています。

その動きが本当に見事で素早く動いたり回ったり、ぶつかりそうになる距離まで一気に寄せたり、俳優さんの度胸や技術は勿論ですが、アンサンブルさんの土台としての力が素晴らしかった。少しでもミスがあれば上にいる俳優さんは勿論、動かしている方同士も怪我は免れません。特に二幕のラストにかけての激しい戦闘シーンははらはら手に汗を握りました。それだけに、カーテンコールでアンサンブルさんが出てきた瞬間に、特に大きな拍手が客席から湧いたのがとても印象的でした。

正に上の立ち回りする方々と下の土台を動かす方々の間の信頼関係があってこそ、誰一人として欠けてはならないという真剣なステージであることが客席にはひしひしと伝わってきました。大きな事故が起きてもおかしくないような中、皆様が無事にまずは東京千秋楽を終えられて本当にほっとしました。

 

舞台はアニメ一期をぎゅっとつめたような内容、かと言ってダイジェストのように流れていく感じではなかった。一期の刹那は16歳だけど、祥平くんは25歳。劇場版の年齢に近いせいもあるからなのでしょうか、幼さや未熟さよりも自分が明確にガンダムで戦っていく意味への覚悟が前面にあった気がします。一期独特の少年の痛々しさとは違った魅力。けれど紛れもなく刹那。祥平くんが言う

俺がガンダムだ

というあの有名な台詞は彼を通して、客席にその意味をしっかりと伝えてくれるのです。

伊万里くん演じるロックオンとのシーンもすごく良かった!今回、伊万里くんすごく魅力的な表情で演技をしているのが印象的でした。ストレートもっと見てみたいです。

アリーをメインに持ってくることで話がくっきりと分かりやすくなっていったのも演じる窪寺さんあってこその演出だったそうで、本当に最後の所謂大立ち回りのシーンも素晴らしかった。

2.5次元舞台、三次元の人間が二次元のキャラクターを演じること、血が通い魂が宿ることの魅力って考えているよりもずっと計り知れない素晴らしさがあるのではないかと、今回のダブステを観て改めて感じました。

 

ガンダムOOの原作熱が蘇り、アニメの見返しに勤しんでいます。大人になってから観ると、ますますマリナ姫の一国の象徴として対話による平和の実現のために自分の一生を捧げた生き方に憧れます。貫き通したことに説得力や意味があったと思うので映画版最高でした…

が、原作について書き出すときりがないので今度にします。

 

とにかく祥平くんのダブステ観れてよかった!トレブロも大勝利したぞー!祝杯じゃー!